製品詳細

バージョン7.0新機能 (リリース 2022/12)

・非定常解析機能
・リアルタイム温度監視
・スポットクーラー機器登録
・下噴き空調機の噴出し・戻りスペース設定
・ベント要約表示
・冷房温度制御の改良
・空調機噴出しベンチレーション角度設定
・ラック吸気・排気温度最大値の天板表示
・リアドア熱交換器の停止・非稼働機能
・色凡例の縦表示(マークアップモード)
・風量表示の単位を追加(メートル法)
・温度等の断面の位置表示
・レポートへの追加ダイアログボックス
・レポート内の画像の最小解像度設定
・レポート機能の強化
・スケジューラー(非定常計算処理)
・ベント配置機能の改善
・ベントの親オブジェクトの選択
・風速矢印の長さ表示縮尺
・ラックデータExcelインポート機能の改善
・床下障害物のロック機能
・数値計算スキームの改善
・データベースの拡張

標準機器・登録データベース

標準登録機器 (v7.0の登録数)
・下吹き空港機 (4,056 機種)
・上吹き空調機 (2,261 機種)
・ラック型クーラー(230 機種)
・床開口パネル (930 種類)
・サーバラック (1471 機種)
・サーバ機器 (10,948 機種)
・スポットクーラー(12 機種)
をカタログ機器として
リリースしています。

これ以外に、ユーザ登録機器を任意に追加できます。

個別配置機器・形状定義

以下の機器・オブジェクトは個別に作成
・壁面領域(構造壁)
・床下障害物
・発熱体ボックス
・オーバーヘッドクーラー
・スポットクーラー
・ブロック
・垂直パーティション
・水平パーティション
・ベント
・マーカー
・コンテインメント
・吊り天井
・ルーム

高速ソルバー

シミュレーションモデルを解析するソルバーは、IRI社の長年の
研究成果を生かし、高速な計算手法で実行します。

FA床形式のデータセンターの空調を改善する第一義の要素は、
床開口パネルの配置を適正に調整することです。このため、
圧力分布が主要素となる床下空間と温度分布が主要素となる
床上空間を段階的に解析することで、床下の
計算処理を最速・短時間で繰り返すことができます。

さらに、アイルコンテインメント(アイルキャッピング)など、
床上空間にも圧力差がある環境には、床下床上統合計算を行
います。

多彩な結果表示

[床下解析]
・開口パネル毎の流量表示
・開口パネル毎の冷房能力表示
・床下圧力/温度-速度場表示
・圧力/温度測定ゲージ
・床下圧力/温度表示高さ指定
・冷気噴出し表示
・選択パネル/ラック通過気流量
[床上解析]
・温度フォグ表示
・ラック過熱警告灯表示
・ラック前面温度分布図表示
・ラック吸気温/排気温/熱負荷表示
・温度/圧力YZ/XZ/XY断面図表示
・温度計/圧力計/風速計ツール
・温度/圧力断面多点/スイープ表示
・床上気流アニメ/ストリーム表示

外部ファイルインタフェース

[機器配置フロア図]
・pdf,jpg,png,bmp,tif,gif
[サーバラック情報]
・ラック構成Excel
・ラック発熱Excel
・ラック情報Excel
・ラック情報Text
・発熱体情報
[DCIM]
・Aperture
・dcTrack
[画像]
・静止画(jpg,png,bmp,tif,gif)
・動画(avi,wmv)
[報告書]
・pdf, html
[その他]
・ビュー投影情報
・温度センサー実測値

サポートOS・PCスペック

項目仕様 (画面幅が狭い場合は横スクロールします)
   OS Windows 10、11、Windows Server 2008、同R2
   アーキテクチャ 32bit、64bit(*1)
   サービスパック 最新サービスパック適用のこと
PCスペック推奨(*2)
   CPU Pentium 4、および互換
   CPUクロック 2GHz 以上
   メモリ 4GB 以上
   グラフィック OpenGLサポート(*3)

(*1) 64bit OSにおいても、アプリケーションそのものは32bitモードにて動作します。
     バージョン3.7より、64bit版の実行形式のソルバーも利用可能となりました。
(*2) この仕様は、標準的な仕様を提示するものです。実際的には、これ以上でお使いになるのが望ましいです。
(*3) OpenGLをハードウェアでサポートするグラフィックボードが無い場合でも、Windowsに標準で含まれる
    ソフトウェアエミュレーションによりOpenGLは実行できます。